奴奈川青年会議所名

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<資料編>

資1.災害用伝言ダイヤル「171」の使い方

  • サービス開始時期
    • 震度6弱以上の地震の発生
    • 災害等の発生により電話が相当混み合ったとき
    • 警戒宣言発令後、状況に応じて提供 等
  • 利用可能な端末
    • NTTの電話 NTTの公衆電話
    • 携帯電話PHS
    • 利用可能な伝言数(1〜10伝言)
    • 録音時間1伝言 30秒以内
    • 伝言の保存期間 2日間
  • 注意事項
    1. NTTの固定電話の番号のみ利用可能
    2. 被災地内の録音が優先されるため、被災地外からの録音は最初のうちは制限される可能性がある
  • 録音・再生方法
  • 音声ガイダンス01
    「こちらは災害用伝言ダイヤルセンターです。録音される方は1(いち)、再生される方は2(に)、暗証番号を利用する録音は3(さん)、暗証番号を利用する再生は4(よん)をダイヤルして下さい」

  • 音声ガイダンス02
    「被災地の方はご自宅の電話番号、または連絡を取りたい被災地の方の電話番号を、市外局番からダイヤルして下さい。被災地以外の方は連絡を取りたい被災地の方の電話番号を、市外局番からダイヤルして下さい。」

  • 音声ガイダンス03
    「電話番号025-xxx-xxxxの伝言を録音(お伝え)します。プッシュ式の電話機をご利用の方は数字の1(いち)のあと#(シャープ)を押して下さい。ダイヤル式の方はそのままお待ち下さい。なお、電話番号が誤りの場合、もう一度おかけ直し下さい。ピッ」<br> 「この伝言は、O日午前/午後O時O分にお預かりしました。」

資2.ボランティアについて

  • ボランティアの必要性

    地震等の大規模災害が発生した場合、ライフラインの損壊が広範囲に及び、消防、警察、自衛隊等の公的機関による対応には限界があり、最初の3目間はどこからも助けが来ない可能性は高いです。外部からの救援は難しいと考えていたほうがいいでしょう。このような場合には、地域にいる人たちがカを合わせて行動していかなければなりません。動ける人は積極的にボランティアとして周りの人たちのために行動しましょう。

  • ボランティア活動とは?
    「被災者の自立を支援すること」が最大の目的になります。したがって自分の行為が被災者に与える影響を見極める想像力とバランス感覚が求められます。つまり、どこまで行えばよいのか、また、いつまで行えばよいのか冷静に判断しなければなりません。例えば、食料品を無償で配布し続ければ被災地の食品関係業者の自立の妨げになりますし、被災者の身の回りの世話をし続けることも被災者に余計な依存心を与え被災者自身の自立の妨げになります。

  • ボランティアができること
    ボランティアの活動内容には、特に決まりはありません。自分の特技を生かした活動でもいいし、できそうなことなら何でもかまいません。ただし、危険なことはしてはいけないことになっています。また、避難所のトイレが整備されるまでは必要以上に食料をを提供したり、摂ったりしないようにしましょう。

  • ボランティアをするときは
    各避難所や公民館などでボランティアの登録をしてください。登録をすると自動的にボランティア保険に加入されます。万が一のときも補償を受けることができます。ボランティアと偽って被災地に入って窃盗行為やお金をとってボランティア活動をする人たちもいます。このような偽ボランティアを排除するためにも登録をしてから活動しましょう。また、ボランティアセンターの指示により行動してもらいますが、体調管理には十分気をつけて絶対に無理はしてはいけません。

資3.糸魚川市の災害時基礎資料
  • 糸魚川市の指定避難所は、すべての小中学校と公民館、幼稚園になっています。
    避難所の中には、医療器具等を備えた応急救護所となるところもあります。応急救護所は災害時に医師が常駐し負傷者等の応急手当を行います。
  • 重傷者は、トリアージを受けた後、救護病院等に搬送されます。救護病院は、耐震性を備えた病院で災害時でも治療ができるとされている病院です。
      • 総合病院
        • 糸魚川総合病院
          竹ケ花7-1 (552)0280
        • 姫川病院
          大野290-1 (552)9911
  • <トリアージとは>
    トリアージとは負傷度にあわせた「負傷者の選別」のことをいいます。災害現場での限られたスタッフ・医薬品などの人的・物的医療資源のなかで、一時的に多数発生した負傷者をひとりでも多く救命するためには、緊急の治療を要しない軽症者はもちろんのこと、救命の見込みのない超重症者に治療の優先権を与えないことが必要になってきます。つまり「ひとりの命を救うために10人の命を失ってはならない」ということが災害医療の持つ特殊性なのです。したがって災害現場から救護所へ到着した順番に治療するのではなく、緊急度と重症度によって治療優先度を、負傷者ひとりあたり数十秒から数分間のうちに決定しなくてはならない、これがトリアージです。

    トリアージは救急隊員・医師・看護師等が行います。原則として右手首にトリアージタッグを付けます。具体的には治療の優先度により、赤・黄・緑・黒の4色が定められいます。
    • 赤(緊  急) ただちに治療を行えば救命が可能なもの
    • 黄(非緊急) 多少治療が遅れても生命には危険が及ばないもの
    • 緑(軽処置) ほとんど治療を必要としないもの
    • 黒(不処置) すでに死亡したか、生存の可能性がないもの
  • しかしながら被災者の側からすると、このトリアージという概念は実際の災害現場ではなかなか受け入れにくいのが現実です。阪神・淡路大震災では、災害現場に到着した救急隊に対して、すでに息絶えた肉親をなんとか瓦礫の下から出して欲しいとすがりつく家族が多かったといいます。すでに死亡した者に対してでさえそうでありますから、負傷者の治療優先度を決定することは実際の災害現場では簡単な事ではありません。

資4.災害関連連絡先リスト

注意情報警戒宣言発令後の社会の対応

「注意情報」発令後、病院は外来患者の受け入れを制限します。幼稚園、小学校は休校となり、保護者は園児児童を引き取ります。最終段階である「警戒宣言」が発令されると、社会の動きは大きく変化します。銀行等金融機関はATMを除き営業を停止します。道路交通は規制され、高速自動車道路への乗り入れは出来なくなります。JR線は津波土砂崩れ被害等を考慮し、最寄駅に停車します。乗客は停車後、安全な場所に避難します。

資5.地震情報について
  • 地震情報
情報の種類 内  容
震度速報 地震発生約2分後、震度3以上の全国約180に区分した地域名と地震の発生時刻を発表
震源に関する情報 地震の発生場所(震源)やその規模(マグニチュード)に「津波の心配なし」又は「若干の海面変動があるかもしれないが被害の心配はなし」を付加して発表
震源・震度に関する情報 地震の発生場所(震源)やその規模(マグニチュード)、震度3以上の地域名と市町村名を発表。なお、震度5弱以上と考えられる地域で、震度を入手していない地点がある場合は、その市町村名を発表
各地の震度に関する情報 震度1以上を観測した地点のほか、地震の発生場所(震源)やその規模(マグニチュード)を発表
地震回数に関する情報 地震が多発した場合、震度1以上を観測した地震の回数を発表

  • かつて、震度は体感および周囲の状況から推定していましたが、平成8年4月からは、計測震度計により自動的に観測し速報しています。気象庁は全国各地に約600地点の震度観測点を展開しています。感知された地震の予兆は、第1段階の「観測情報」、第2段階の「注意情報」、第3段階の「予知情報」、最終段階の「警戒宣言」に分類され発信されます。
    「観測情報」は、観測ポイントに異常な動きがあればすぐに発信されます。その後変化がなければ「異常なし」の再観測情報が流されますが、状況が悪化すれば第2段階の「注意情報」へと発展します。「注意情報」発令後、地震防災対策強化地域判定会が招集され、総合的見地から判定をします。
    「発展するであろう」と判断された場合、気象庁長官が、「予知情報」を発表し、閣議決定後、内閣総理大臣が「警戒宣言」を発令します。
震度
階級
人間
屋内の
状況
屋外の
状況
木造
建物
鉄筋
コンクリート
造建物
ライフライン
地盤
斜面
0
人は揺れを感じない。
1
屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる。
2
屋内にいる人の多くが揺れを感じる。眠っている人の一部が目を覚ます。 電灯などの吊り下げ物がわずかに揺れる。
3
屋内にいる人のほとんどが揺れを感じる。恐怖感を覚える。 棚にある食器類が、音を立てることがある。 電線が少し揺れる。
4
かなりの恐怖感があり一部の人は身の安全を図ろうとする。眠っている人のほとんどが目を覚ます。 吊り下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。すわりの悪い置物が倒れることがある。 電線が大きく揺れる。歩いている人も揺れを感じる。自動車を運転していて、揺れに気付く人がいる。


多くの人が身の安全を図ろうとする。一部の人は行動に支障を感じる。 吊り下げ物は激しくゆれ棚にある食器類書棚の本が落ちることがある。すわりの悪い置物の多くが倒れ家具が移動することがある。 窓ガラスが割れて落ちることがある。電柱が揺れるのがわかる。補強されていないブロック塀が崩れることがある。道路に被害が生じることがある。 耐震性の低い住宅では壁や柱が破損するものがある。 耐震性の低い建物では壁などに亀裂が生じるものがある。 安全装置が作動しガスが遮断される家庭がある。まれに水道管の被害が発生し断水することがある。停電する家庭もある。 軟弱な地盤で亀裂が生じることがある。山地で落石、小さな崩壊が生じることがある。


非常な恐怖を感じる。多くの人が行動に支障を感じる。 棚にある食器類、書棚の本の多くが落ちる。テレビが台から落ちることがある。タンスなど重い家具が倒れることがある。変形によりドアが開かなくなることがある。一部の戸が外れる。 補強されていないブロック塀の多くが崩れる。据付の不十分な自動販売機が倒れることがある。多くの墓石が倒れる。自動車の運転が困難となり、停止する車が多い。 耐震性の低い住宅では壁や柱がかなり破損したり、傾くものがある。 耐震性低い建物では壁、梁、柱などに大きな亀裂が生じるものがある。耐震性の高い建物でも、壁などに亀裂が生じるものがある。 家庭などにガスを供給する為の導管、主要な水道管に被害が発生することがある。一部の地域でガス、水道の供給が停止することがある。 軟弱な地盤で亀裂が生じることがある。山地で落石、小さな崩壊が生じることがある。


立っていることが困難になる。 固定していない重い家具の多くが移動転倒する。開かなくなるドアが多い。 かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。 耐震性の低い住宅では倒壊するものがある。耐久性の高い住宅でも、壁や柱が破損するものがある。 耐震性低い建物では壁、梁、柱などが破壊するものがある。耐久性の高い建物でも、壁、梁、柱などに大きな亀裂が生じるものがある。 家庭などにガスを供給する為の導管、主要な水道管に被害が発生する。一部の地域でガス、水道の供給が停止し、停電することがある。 軟弱な地盤で亀裂が生じることがある。山地で落石、小さな崩壊が生じることがある。

立っていることが出来ず、はわないと動くことが出来ない。 固定していない重い家具のほとんどが移動転倒する。戸が外れて飛ぶことがある。 多くの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。 耐震性の低い住宅では倒壊するものが多い。耐震性の高い住宅でも、壁や柱がかなり破損するものがある。 耐震性の低い建物では倒壊するものがある。耐震性の高い建物でも、壁や柱が破壊するものがかなりある。 ガスを地域に送るための導管、水道の配水施設に被害が発生することがある。一部の地域で停電する。広い地域でガス、水道の供給が停止することがある。 軟弱な地盤で亀裂が生じることがある。山地で落石、小さな崩壊が生じることがある。
7
揺れにほんろうされ、自分の意志で行動できない。 ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶものもある。 ほとんどの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。補強されているブロック塀も破損するものがある。 耐震性の高い住宅でも、傾いたり、大きく破損するものがある。 耐震性の高い建物でも、傾いたり、大きく破損するものがある。 広い地域で電気、ガス、水道の供給が停止する。 大きな地割れ、地すべりや山崩れが発生し、地形が変わる事もある。

資6.災害図上訓練DIGについて

  • DIGとは?
    Disaster Imagination Gameの頭文字をとったもので、直訳すると 「災害 想像カ ゲーム」となります。日本語名は、「災害図上訓練」といい、私たちの身近な地図の上で、私たちの身に襲いかかる災害を想像してみる訓練手法のひとつです。
  • DIGを行う為の準備
    1. 必要なもの
      DIGを行う為に必要なものはそれほど多くありません。最低限次の4つがあれば、DIGは可能です。
      • 地図まちの建設部の佳宅地図がおすすめ。
      • 透明シートDIYショップで切り売りしてくれます。
      • 油性ペン「太+細」の8色セットがおすすめ。
      • ベンジン&ティッシュペーパー(消しゴム代わり)
      • そのほか、あると便利なものがいくつかあります。どう使うかはアイディア次第です。
        ガムテープ、ポストイット、付箋紙、模造紙、色画用紙、丸シール、セロテープ、ねんど、つまようじ、模型 などなど
    2. DIGのテーマ&被害想定作り
      事前準備でもっとも大切なのは次の3点です。
      • DIGのテーマ設定 「地震」「水害」「地すべり」など数行程度にまとめる。
      • 参加者の「想定上の役割」「本人自身」「役場職員」「地図外支援者」等演じる役を明確にする。
      • 被害想定の作成A4×1枚程度にまとめる。
        被害想定はそれほど厳密に作る必要はありませんが、全くのでたらめでもだめです。どの様な被害想定を作るかはどんな訓練をおこないたいかによっても変化しますので、色々エ夫してみてください。
  • DIGの進め方(時聞は目安にしてください)
    1. グループ分け(10分)
      1グループは8〜12人くらいが目安だと思いますが、参加者全員が主体的に参加できる人数であれば何人でもかまいません。グループに分けた後、各グループのリーダーと記録係を決めてください。
      リーダー : みんなの話を引き出す役
      記録係 : 覚えておきたいポイントなどを記録する役
    2. 雰囲気作り(10分)
      映像資料を流したり、体験者の話を聞くなどすると、よりリアリティーを持ってDIGに取り組むことができるようになり効果的です。
    3. 参加者の立場の説明と地図への書き込み(40分)
      どの様な立場で参加するのか、参加する役割がよくイメージでき、途中で忘れてしまわないような小道具を用意しておくと良いでしょう。(ゼッケンをつけるなど)
      最初におこなう地図への書き込みは、
      (A)自宅
      (B)役場や学校、消防署、病院、防災倉庫など防災拠点
      (C)主要な道路、橋、川
      (D)過去の災害記録
      (E)その他「わがまち」が分かるようなものごと
      など、被害想定に関わりなく、「わがまち」を知る第1歩になるものについて書いてもらいます。
    4. 被害想定の付与と地図への追加書き込み(40分)
      次に、被害想定に沿って「わがまち」がどうなってしまうのかを書き加えながら、災害が起こった時に備えて何をしておけばよいかについて話し合ってもらいます。〈糸魚川市のホームページから惰報を仕入れることができます。http://www.city.itoigawa.niigata.jp)
    5. ブレインストーミングとさらなる状況付与(30分)
      さらに、時間の経過に沿って起こる出来事を新たに「状況付与」していき、参加者同士で被災した時にどうするかを話し合ってもらいます。
    6. 成果発表(30分)
      各グループに、話し合った内容を発表してもらいます。
    7. 講評(10分)
      問題点を指摘するより、各グループの話し合いから生まれた優れた発見やエ夫をみんなで共有できるようなコメントをしてもらうと良いでしょう。
  • DIG後の展開
    • 実際にまちに出てみよう
      DIGをすることで、自分の知らなかったものの存在を知った方もいると思います。今度は、その地図を片手に実際にまちを歩きながら、防災拠点やまちの弱点をチェックしてみると新しい事がみえてくるでしょう。
    • いろんな人とDIGをしてみよう
      いろんな立場の人に参加してもらってDIGをすると、あたらしい視点が生まれ、新しいつながりが産まれてきます。また、お互いに演じる役柄を変えながらDIGをやってみると、新しい発見があるでしょう。
    • わが家の防災マップを作ろう
      DIGを使ってわがまちの防災マップができてきたら、最後は一人ひとり、自分たち自身がどうするかが分かるような防災マップを作ると、大変効果があります。

おわりに

阪神・淡路大震災以降、近年頻繁に発生する大災害から青年会議所も多くの教訓を学びました。危機的状況という非常事態を想定しての備えをこのマニュアルでまとめています。私たちLOMでは7.11水害や中越大地震の被害を直接的に被ったわけではありませんが、被災地の目を覆うような後継はいまだに焼きついています。そして、この災害で亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りいたします。
 このマニュアルは一助に過ぎません。記載の通りに行動できるのか、支援活動ができるのか、絶対という裏づけももてません。しかし、これまでの悲惨な経験が無駄にならないように、これまで以上に取組む姿勢が大切であると感じます。
 (社)奴奈川青年会議所として災害に強いまちづくりを考え、この組織力と行動力がいざというときに活かされるシステムを構築していきたいと思います。

編集責任者
2006年度(社)奴奈川青年会議所

※本マニュアルに記載されている全ての事項は、当青年会議所の非常事態時の行動指針として記載された内容であり、その目的以外の使用に関する一切の責任を負うことはできません。

このマニュアルは

  • (社)浜松青年会議所
  • (社)新潟ブロック協議会
  • 糸魚川市ホームページ
  • 気象庁ホームページ
  • 防災士教本

    を参考にさせて頂きました。
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